入居説明会、内覧会へレッツゴー!


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スマイルすまいの見つけ方 第35話

暮らし方や価値観が異なるように、理想の住まいも人それぞれです。心地よく快適に過ごせる家を探しているスマイル一家。果たして、家族みんなで幸せに暮らせる住まいを見つけることはできるのでしょうか。


 
入居説明会ってどんなことをするの?

「あとは、決済日を待つばかりね!」とカレンダーに丸印を付けてウキウキのスマイル一家。引っ越し後の生活に夢が膨らみます。そんなある日、「入居説明会」の案内が届きました。

新築マンションの場合、入居前に入居予定者を集めての「入居説明会」が開催されることが多いようです。入居までのスケジュールの確認や入居後の管理についての説明などがあります。

また、オプションオーダーのできる物件の場合はこのタイミングで説明があり、カーテンや大型の家具などのインテリア相談会が同時に開催されることもあります。
モデルルームのイメージが好きで同じような雰囲気にしたいという場合は、この機会に不動産会社のインテリアコーディネーターに相談するといいでしょう。

駐輪場や駐車場の区画が抽選で決められる物件では、この日に抽選が行われることが多いようです。エレベーターの台数や動線の関係で1日の引っ越し件数に制限がある場合は、引っ越し日が重ならないように調整を行います。

 

内覧会でチェックするポイントは?

マンションの引き渡し前には内覧会もあります。「ナイランカイって何?」とタッくん。
「契約したときにはまだお部屋が出来上がっていなかったから、モデルルームと図面だけで決めただろう。だから、こんなふうにちゃんと約束通りに出来上がりましたよ、実際に見て確認してくださいね、という機会なんだよ」とパパさん。
「じゃあ、新しいおうちに入れるの??」とタッくんは大はしゃぎ。でも、それよりもっとうれしそうなのがママさんです。「家具の配置を決めたいからメジャーを持っていかなくちゃね!」

もちろんそれも知りたい情報ではありますが、内覧会では他にももっと大切なチェックポイントがあります。大きく分けると次の3点です。

①販売図面通りの内容に仕上がっているか?
部屋の寸法、天井高、梁(はり)の位置や出っ張りなど。収納やコンセントの位置も確認します。

②施工に不具合はないか?
垂直、水平であるべき面がしっかり施工されているか。床の傾きもチェックします。また、クロスの剥がれや継ぎ目の浮き上がりなどに気付いたら必ず伝えましょう。ふすまや扉のがたつきがないかも全ての箇所で確認しておくことをお勧めします。

③気になる傷や汚れはないか?
建具やフローリングの傷など無いか、気づいた箇所を書面に書き込んで、担当者と一緒に確認。入居までに直してもらいます。

 

引っ越し準備、まずは断捨離から!?

「ナイランカイ、楽しかった~。僕のお部屋、空色のカーテンがいいな」とタッくん。「何もかもが新品のピカピカ! 家具も全部取り替えたくなるわね」とうっとりつぶやくママさん。パパさんは「おいおい、タッくんのカーテンはいいけど、家具を全部っていうのは無理……、いや、も、もったいないよ!」と少々焦り気味です。

「全部というのは冗談よ。新婚時代に買った大切な思い出のある家具も多いもの。それにまだまだお金がかかりそうだからなるべく節約しなくちゃね」とペロッと舌を出したママさん。
「でも、新しいおうちに持っていけないものも出てきそう。断捨離のチャンスね。大型のものや家電などは自治体の粗大ごみの処分に申し込む必要があるから、計画を立てて進めましょう」と、さっそくメモを作り始めます。

・オーブン ビルトインのオーブンがあったから、今使っているものは処分
・食洗機 同じくビルトイン。今のは処分?(まだ新しいからもったいない……)
・布団 引っ越し後はベッドの予定だから、今使っている布団はどうする?
あれこれ悩み始めたママさんですが、その横顔は新生活への期待に輝いています。
「楽しくってたまらないわ! あと1カ月。待ち遠しいわね」

 

愛犬ワンダのワン!ダフル  アドバイス

内覧会ではちょっぴり厳しい目で部屋のチェックを!

ウキウキわくわくの内覧会では新しい部屋への喜びが勝って、「キャー!すてき!」と感動して終わりってことになりがちだワン。でも、新築マンションは図面を見て部屋を選んでいるので、本当にその通りに仕上がっているかを確認するのはとても重要なことだワン。引っ越ししてからがっかりしないように「厳しい」目で確認しようワン!

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監修:中原茂
中原総合法律事務所、代表弁護士。CFP®認定者、ファイナンシャル・プランニング技能検定1級。1966年鹿児島県生まれ、東京大学法学部卒業後、国内損害保険会社に勤務、99年に法曹界に転身。2005年に、中原総合法律事務所を設立。また01年よりCFP認定者としても登録し、弁護士としての専門性とCFP認定者としての視点からのアドバイスが好評を得ている。マンション管理士資格を取得し、住宅分野の中でも特にマンション管理の分野の専門性は高い。
各種団体での講演、雑誌や書籍の執筆・執筆協力も多数。『老後はコワイ!―お金と財産を守る本―』(主婦と生活社、執筆協力)、『マンション法実務ハンドブック』(民事法研究会、共同執筆)など。神奈川県弁護士会紛争解決センター仲裁人候補者、社会福祉法人評議員、投資会社の社外取締役。

不動産監修:中村嘉宏
1959年、熊本県生まれ。中央大学法学部卒業後、株式会社リクルート入社。同社関連の不動産会社、不動産金融会社を経て92年株式会社イー・エム・ピーを設立。同社代表取締役。不動産、金融の幅広い知識と経験、弁護士や税理士等との強力なネットワークを基に、不動産戦略コンサルタントとして不動産資産家の相続対策や投資戦略などのプライベート・アセットマネジメント業務、企業の不動産事業構築などのアドバイス業務を行っている。事業投資、M&A、事業承継の専門家集団であるMMプリンシパルインベストメント株式会社取締役。公認不動産コンサルティングマスター 相続対策専門士、ビル経営管理士、宅地建物取引士。著書『不動産投資 実践ガイド』(PHP研究所)

M0000OG2677(2018.05新)

スマイルすまい編集部

スマイルすまい編集部

暮らしがちょっとすてきになるアイデアや、住まい選びのヒントになるような記事を、心を込めてお届けしている編集部です。 ふとした時に思い出してもらえる、気軽に訪れてほんの少し幸せな気分になってもらえる、そんなサイトを目指しています。