団体信用生命保険(団信)は住宅ローンの申し込みと同時に!


第32話はこちら ┃ 第34話はこちら

スマイルすまいの見つけ方 第33話

暮らし方や価値観が異なるように、理想の住まいも人それぞれです。心地よく快適に過ごせる家を探しているスマイル一家。果たして、家族みんなで幸せに暮らせる住まいを見つけることはできるのでしょうか。


 
「団信」を選ぶタイミングは住宅ローン申し込み時だけのワンチャンス

ようやくマンションの売買契約が完了し、あとは無事に引き渡し日を迎えられるように一歩一歩着実に進んでいきたいスマイル一家です。
「まずは住宅ローンの本申し込みね!」とママさんの頭にはもうすっかりスケジュールが入っているようです。「なんだか頼もしいよ」とパパさんに褒められて、より一層張り切っています。

住宅ローンの本申し込みに必要な書類をそろえて、仮審査が通った第1希望の銀行へ。
担当者と話している中で「団信の内容についてはご検討済みですか?」と聞かれました。団信については以前パパさんの友人のMr.団信から大まかな内容のレクチャーを受けているのでその意義についてはしっかり理解していますが、今回のローン本申し込み時に団信による保障内容を決める必要があるとのことです。

「団信を選べるのは、原則、ローン申し込み時だけなんです。契約後の保障内容の変更はできないんですよ」と言われてしまいました。
 

団信の種類はさまざま。保障内容はしっかりチェックして検討を!

「死亡時だけでなく、いろんな病気に備えるものもあるんですよね」と以前教えてもらった話を確認してみると、「そうなんです。最近はいろいろな種類の団信が増えてきておりまして、当行で扱っている疾病保障付きのローンには次のようなものがあります」と教えてくれました。

  • 8大疾病保障付き住宅ローン
    がん・脳卒中・心筋梗塞の三大疾病のほか、5つの重度慢性疾患に対する保障
  • がん保障特約付き住宅ローン
    「8大疾病保障」に加えて2つの新がん保障特約付き

「なるほど! 保障内容は広い方がやっぱり安心ですよね」とママさんが尋ねると「はい。ただその分お支払い額も変わりますので保障内容とコストのバランス、必要性をきちんとご確認くださいね」

そうなると、やはりもう一度パパさんと相談してからでないと決定できません。ローン申し込みを早く済ませたいママさんが「ローンの申し込みだけ先に、というわけにはいかないんですか?」と聞いてみたところ「それはできないんです」との返事。
その理由は保険会社と団信の契約を結ぶのは個人ではなくて住宅ローンを提供する金融機関だからです。
銀行では団信の内容や団信の引受保険会社が住宅ローン申し込み者を被保険者として引き受けるのかどうか、なども併せてチェックしながらローン審査を進めているのです。
 

団信の保険料の支払い方

「分かりました! じゃあ今夜相談して明日また来ます」とママさんが慌てて帰ろうとすると、「他にもご不明な点はありませんか? 明日こそは申し込みができるように疑問点は全てクリアにしてくださいね」とニッコリ笑う担当者。
その笑顔に安心して「じゃあ、もう一つ教えてください」とママさん。気になっていたことをズバリ聞いてみました。

「団信の保険料って、いつどんなふうにお支払いするんですか?」
その質問に、担当者は「すみません、基本的なことをお伝えしていませんでしたね」と申し訳なさそうに説明してくれました。

「団信の種類によっては特約料の負担があるものもございます。ただ、基本的な保障については住宅ローンの適用金利に団信の保険料が含まれておりますので、スマイルさまの別途ご負担はございません」

ようやくスッキリと理解ができたママさん。
パパさんに説明するための団信の保障内容が詳しく書かれたパンフレットも受け取って「明日こそはローンを申し込むわ!」と心に誓うのでした。

団信について詳しくは以下もご参照ください。
「教えて!Mr.団信」https://www.danshin-smile.com/mr-danshin-1/

 

愛犬ワンダのワン!ダフル  アドバイス

団信の保障範囲は慎重に検討しようワン

住宅ローンの返済は高額で長期にわたるので、「万が一」の事態への備えは当然必要だワン。今は保障内容が選べるようになったのでかえって迷ってしまう人も多いかもしれないけど、一度契約したら、原則ローン返済中は変更ができないことに注意だワン! ローンの金利にも関わってくることだから、コストのことも考えつつしっかりと保障内容を検討してから決定しようワン。

第32話はこちら ┃ 第34話はこちら

監修:中原茂
中原総合法律事務所、代表弁護士。CFP®認定者、ファイナンシャル・プランニング技能検定1級。1966年鹿児島県生まれ、東京大学法学部卒業後、国内損害保険会社に勤務、99年に法曹界に転身。2005年に、中原総合法律事務所を設立。また01年よりCFP認定者としても登録し、弁護士としての専門性とCFP認定者としての視点からのアドバイスが好評を得ている。マンション管理士資格を取得し、住宅分野の中でも特にマンション管理の分野の専門性は高い。
各種団体での講演、雑誌や書籍の執筆・執筆協力も多数。『老後はコワイ!―お金と財産を守る本―』(主婦と生活社、執筆協力)、『マンション法実務ハンドブック』(民事法研究会、共同執筆)など。神奈川県弁護士会紛争解決センター仲裁人候補者、社会福祉法人評議員、投資会社の社外取締役。

不動産監修:中村嘉宏
1959年、熊本県生まれ。中央大学法学部卒業後、株式会社リクルート入社。同社関連の不動産会社、不動産金融会社を経て92年株式会社イー・エム・ピーを設立。同社代表取締役。不動産、金融の幅広い知識と経験、弁護士や税理士等との強力なネットワークを基に、不動産戦略コンサルタントとして不動産資産家の相続対策や投資戦略などのプライベート・アセットマネジメント業務、企業の不動産事業構築などのアドバイス業務を行っている。事業投資、M&A、事業承継の専門家集団であるMMプリンシパルインベストメント株式会社取締役。公認不動産コンサルティングマスター 相続対策専門士、ビル経営管理士、宅地建物取引士。著書『不動産投資 実践ガイド』(PHP研究所)

M0000OG2675(2018.05新)

スマイルすまい編集部

スマイルすまい編集部

暮らしがちょっとすてきになるアイデアや、住まい選びのヒントになるような記事を、心を込めてお届けしている編集部です。 ふとした時に思い出してもらえる、気軽に訪れてほんの少し幸せな気分になってもらえる、そんなサイトを目指しています。