編集長が聞いてみた!「第4回生活価値観・住まいに関する意識調査」 対談:FP×カーディフ生命広報部

編集長が聞いてみた!「第4回生活価値観・住まいに関する意識調査」 対談:FP×カーディフ生命広報部

スマイルすまい編集部

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今日はスマイルすまい編集部に、カーディフ生命の広報部の福沢に加えて、GAIA株式会社のプライベート・ファイナンシャルプランナーの川杉様をお招きしました。

当社が運営しているオウンドメディア「スマイルすまい」では、これからお家を買いたいな、買おうかなと思っている方向けに、さまざまな記事を通じて住宅購入や住まい・生活に役立つ情報を発信しています。今回は、カーディフ生命が毎年行っている「生活価値観・住まいに関する意識調査」の第4回の結果をゲストのお二人と見ながら、住宅購入を考えている方の参考やヒントになるお話をしていきたいと思います。

「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」カーディフ生命保険株式会社


対談者

  • GAIA 株式会社 プライベート・ファイナンシャルプランナー 川杉様(以下「FP」と記載)
  • カーディフ生命保険株式会社 広報部長 福沢(以下「福沢」と記載)
  • カーディフ損害保険株式会社 スマイルすまい編集部 堀(以下「編集部」と記載)


カーディフ生命「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」に関する座談会

調査結果で一番興味深かった点について

編集部:「生活価値観・住まいに関する意識調査」は今回で4回目の実施となります。今年は、ポストコロナの兆しが見える一方で、社会情勢が不透明感を増している現状において、人々の生活価値観や住まいに対する意識・行動がどのように変化したか、という点について重点を置いた調査と伺っています。「生活や住まい全般」、「住宅購入の実態・意識・意向」、「住宅ローンと団信の認識」の観点から多岐にわたる調査内容で、いずれも非常に興味深い結果が出ていますよね。まずは、結果の中で一番目を引いた点について、お二人の見解をお聞かせください。それでは調査を実施された福沢さんから、いかがでしょうか。

福沢:当調査を実施してもう4年目になりますが、住宅ローンの借入形態は毎年少しずつ変わってきていると感じます。前回実施した調査では78.6%を占めていた単独ローンが今回は74.5%になり、20-30 代では「連帯保証」の割合が上昇、40 代は「連帯債務」の割合が上昇しました。単独ローンの割合は減少傾向にあり、ご夫婦やパートナーなどと一緒に住宅ローンを組む世帯が増えつつあります。都市部の住宅価格高騰や物価高もあいまって、今後もこの傾向は続きそうですね。

カーディフ生命「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」に関する座談会

カーディフ生命保険株式会社 広報部長 福沢 尚代

FP:日々お客様と接している中でも、ご夫婦で家計を支えている世帯は増えていると実感します。物価高もたびたび話題にあがるのですが、今回の調査結果でも老後資金に不安を感じる理由として「物価高」というキーワードが出てきていますね。

福沢:今回の調査で初めて老後資金を不安に感じる理由について聞いてみたら、年金に次いで約6割もの方が物価高を不安視されていることがわかりました。FPとして、この状況はどう思われますか?

FP:コロナ禍になって物価高を肌で感じているものの、お給料は上がらないことで不安が大きくなっているのだと思います。老後の収入源となる年金は物価によって調整される仕組みがありますが、そこまで大きな調整がされるわけではありません。給料も年金も上がらない。でも物価だけが上昇している現状がまさに調査結果に表れているのでは。

編集部:なるほど。次に、川杉さんが一番気になった調査結果についても教えてください。

FP:先ほどご夫婦での借り入れが増えている話がありました。もう一つの変化として、若いご夫婦から投資に関する質問を聞く機会が増えたように思います。その変化は調査結果にも出ていて、日ごろのマネー行動において「NISA・つみたてNISAで資産運用をしている」の回答割合がコロナ前の2019年度は8.6%だったのに対し、2022年度は17.9%と2倍以上に上昇していますよね。

カーディフ生命「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」に関する座談会

GAIA株式会社 川杉 裕太さま(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)

編集部:今では高校生でも学校の授業で投資を学びますし、周囲でも投資に興味を持つ人は増えていると感じます。FPとしても、投資の波は来ていると思いますか?

FP:思います。コロナ禍による影響で在宅勤務が増えて余暇ができ、お金の不安もあっていろいろ調べているうちに投資情報を見る機会が増え、その結果質問に来られる方が多い。ただ、将来の不安からのマネー行動の高まりというよりも投資のハードルが下がってきているという印象です。投資についてよりカジュアルに考えるようになったというか。

福沢:当社の調査会社からも、リテラシーの高まりというよりは、スマホ決済やポイント投資などを含む金融サービスの多様化や、ネット広告の露出増加が指摘されていました。こうした金融サービスの拡がりを見て、FPとして感じることはありますか?

FP:お客様にとって選択肢が増えたのは良いことだと思います。同時に、情報も商品も溢れていて何が良いかわからない方も多い。今後は「自分に合っているサービスや商品は何か」が重要なポイントになってくるでしょう。スマイルすまい編集部としては、今回の調査結果で気になるポイントはどこですか?

編集部:例年に引き続き今回も、住宅購入後に後悔したことのトップが「団信の特約を付ければよかった」だったことですね。前回の調査結果より若干減っているのは良い傾向ですが、まだ4割近くもの方が後悔しているのかと。スマイルすまいは団信で後悔する方を少しでも減らしたい思いでサイトを運営しているので、この調査結果は課題意識を持って受け止めています。

カーディフ生命「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」に関する座談会

カーディフ損害保険株式会社 スマイルすまい編集部 堀 優

福沢:一方で、2018年以降の住宅購入者の67.3%が特約付き団信に加入しています。2017年以前に購入した方々の特約加入率は25.3%ですから、この5年間で42ptsも増えたことになります。金融機関で取り扱う団信のバリエーションが増えたこともありますが、いろいろ調べられた末に特約付き団信を選ばれる方が増えているのは喜ばしいことですよ。コロナ禍を経てさまざまな不安が現実的になる中で住宅購入を決めた方が、将来の不安に対して特約付き団信でカバーされている。特約付き団信が不安を補う選択肢になっているのではと前向きに考えたいですね。

「住宅ローンと団信への認識の変化」について

編集部:今後に対する不安の大きさは、住宅購入者層にも表れていましたよね。団信の特約を付けておけばよかったと後悔した理由では、住宅購入後に新型コロナを含むさまざまな出来事があったことで、保障の必要性を強く感じている後悔が見てとれました。

福沢:後悔した理由は今回の調査で初めて聞いた質問です。「ローン返済が負担になる状況を想定しきれなかった」とか「世の中が不安定でローンを払えないリスクが増えている」など、最近の世相が反映されたリアルな声でしたね。

対談

編集部:FPの川杉さんから見て、コロナ禍前後でお客様の住宅購入意向や住宅ローンに対する意識が変わったと感じることはありますか?

FP:コロナ禍で在宅勤務が増えたことによる変化は、さまざまな場面で感じています。
在宅勤務によって会社の近くに住む必要がなくなり、住まいの選択肢は多様化しました。一方で「在宅勤務で通勤手当や残業手当がなくなり、家計や将来の年金額に影響が出ている」という声もお聞きします。そういった部分で将来の不安が増えているのではないでしょうか。

編集部:住宅ローン返済への不安の理由でも、最大の不安は「病気やケガによる収入の減少」。次いで「急な出費」「リストラなどによる収入減」「失業」と続いていました。こうした収入の減少に備えるために、がんや失業に備える特約付き団信があるのですが、認知度はまだまだ低いと……。お客様がFPさんに住宅ローンの相談に来られる際、団信保障についてどこまで意識されているのでしょうか?

FP:実際には金利で住宅ローンを比較する方が多いので、FPや金融機関に相談して初めて団信保障を意識する、という印象があります。特に失業保障については知らない方が多く、購入後のお客様に「そんな特約があるなら付けておけば良かった」と言われることもあります。

カーディフ生命「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」に関する座談会

編集部:やっぱり後悔されるのですね。実はスマイルすまいでも「団信にがん特約は必要?」や「住宅ローンに失業保障がある!返済中の仕事を失うリスクに備える保険」というテーマの記事を作っています。団信に特約をつけると上乗せ金利の発生を懸念される方もいらっしゃると聞きますが、これだけ後悔のお声がある状況を鑑みると、特約付き団信の普及活動はまだまだ必要だと感じますね。

団信にがん特約は必要?付けるべき理由と注意点を徹底解説
住宅ローンに失業保障がある!返済中の仕事を失うリスクに備える保険

川杉さんはFPとしてお客様から相談を受ける中で、今後はどのような保障がより必要になると思いますか?

FP:失業保障はもちろん必要ですが、あわせて必要性が高いのは共働き家庭の保障だと思います。ご夫婦で家計を支える家庭が増えているにもかかわらず、まだまだご主人の保障が多く奥様の保障が少ない家庭が大半です。そこはご夫婦それぞれの借入金額にあわせて、しっかり保障を備えていただきたいですね。

あとは、保障を考えるうえでライフプランの重要度はもっと高くなると思います。そこが顕著に現れているのが、最近増えている頭金のご相談。頭金を入れると返済額を抑えられるものの、頭金の分を運用に回す、他に必要な支出のために貯金しておくという選択肢もある。生き方が多様化しているので、家計全体と将来を見据えて頭金をどうすべきか、という悩みをよくお聞きしますね。
生き方の多様化に伴い住まいに対する考えも変化していますので、 ライフプランはしっかり考えていただきたいです。

「生活や住まい全般の意識・価値観の変化」「住宅購入の実態・意識・意向の変化」について

編集部:価値観の多様化が話題に上がったところで、ここからは「生活や住まい全般の意識・価値観の変化」「住宅購入の実態・意識・ 意向の変化」について深くお話を伺っていきます。
スマイルすまいの人気記事に「都心 VS 郊外 ~都心と郊外の暮らしを比較!あなたにメリットがあるのはどっち?」「持ち家と賃貸どっちがいい?生涯 コストやメリット・デメリットで比較」というシリーズ記事があります。調査でも似たような切り口で「戸建てかマンションか」「持家か賃貸か」などという質問をお聞きしていますよね。

都心と郊外の暮らしを比較!あなたにメリットがあるのはどっち?
持ち家と賃貸どっちがいい?生涯コストやメリット・デメリットで比較

福沢:はい。住みたいと思う家について質問しました。結果は、戸建てかマンションかで住みたい場所の傾向が異なり、戸建ては圧倒的に郊外。マンションなら圧倒的に都心派でした。この結果で印象的だったのは、今住んでいる家の形態や今後の住宅購入意向に関わらず、約6割の人が「住みたい家は、戸建ての持ち家」と答えたことです。調査を始めて4年目ですが、これだけ住まいの選択肢が多様化している中でも、まだまだ戸建てのマイホームというのは理想の住まいの形なのかと。

FP:ここは僕も面白いなと思いました。住宅ローン返済や将来に対する不安はありつつも、多くの方が「できることなら持ち家は欲しい」と思っている。本音で言えば家は欲しいけど、現実的に考えると不安もある。調査結果全体から、そんな思いが感じられました。

福沢:やっぱり、家を買うかどうか迷われてFPに相談に来られる方は多いですか?

FP:多いですね。そこでお客様に家を欲しい理由を聞くと、調査結果の家を購入したい理由TOP10(住宅購入意向者)の回答にもあるように「自分の家を持ちたい」と仰います。なんとなく持ちたいなという感情の面と、将来のお金に対する不安という現実の面のせめぎ合いがあるように感じますね。

編集部:もう1つ、住宅への価値観でおもしろいなと思った調査結果がありました。「あなたにとって家ってどういう場所ですか」とお聞きしたところ「家族団らんの場所」よりも「休む場所」という回答が差はわずかですが上位に来ていたんですよ。従来、マイホームには家族で団らんする場所というイメージがありましたが、現代のマイホームは仕事の疲れを癒す休息の場所になっている。4年前に調査をしたときは家族団らんの場所がトップだったのが、この4年で家のありかたが変化していることを感じました。

カーディフ生命「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」に関する座談会

福沢:実は、家が「仕事の疲れを癒す休息の場所」という回答自体、4年前と比べて大きく減っているんですよ。4年前51.9%だったのが今回43.1%になっています。在宅勤務の浸透によって家は仕事をする場所になっていて、そこにいても仕事の疲れは癒えなくなってきていると。

編集部:逆に増えている回答はありますか?

福沢:答えが多様化しているので、目立って増えている回答はないですね。

編集部:家族全員が家にいる時間が増えたことで、子どもはオンライン授業、親は在宅勤務などそれぞれの日常でやらなければならないことをし、それぞれ休息を取る、家での過ごし方も多様化しているんですね。

まとめ

編集部:「第4回生活価値観・住まいに関する意識調査」の結果について、いろいろなご意見を伺うことができました。話は尽きませんが、いよいよまとめに入っていきます!まずはFPの川杉さん。調査結果全体をふまえて、これからおうちを買おうしている方へのアドバイスがあれば教えてください。

FP:先ほども話したとおり、団信特約の失業保障はすごく重要です。綿密にライフプランを作成して将来の返済シミュレーションを作っていても、不測の事態は当然起こるものですから。病気については民間の保険で準備されている方が多いですが、失業について備えている方は少ないのではないでしょうか。失業リスクについても団信特約で備えられることは知っていただきたいですね。

また、住宅ローンの返済が不安なときはいろいろな対処法があります。頭金を入れて返済額を下げる方法もあれば、頭金を入れずに運用に回して資産形成する方法もある。返済額という一部分だけを見るのではなく、家計の全体像と将来を見据えたうえでお金(頭金)の使い方を最適化していくことが大切です。そこはプロに相談して決められるので、ぜひ相談にいらしてください。

カーディフ生命「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」に関する座談会

編集部:続けて福沢さん。カーディフ生命の広報部長として、調査結果全体をふまえての今後の課題・展望などを教えてください。

福沢:家を買う・作ることって、本来はとてもワクワクすることですよね。
私たちは、家を買うときに将来の心配ばかりするのではなく、もっと楽しい気持ちで過ごしていただきたいし、充実した素敵な時間・経験にしていただきたいと思っています。
保険と言うと、難しいイメージがあるかもしれません。しかし本来、団信は家に対するワクワクした気持ちや素敵な時間を支える存在。今後家を買おうと思っている方、買う予定はなくても買いたい気持ちはある方には、団信の存在をもっと知っていただきたいですね。

カーディフ生命「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」に関する座談会

編集部:物価高や自然災害など不確実性が増長している時代を象徴するかのように、今回の調査では皆さんの不安が顕著に表れている結果となりました。

スマイルすまいでは、そんな皆さんの不安を解消し、これから家を買う方たちが安心して毎日を楽しく暮らしていける記事を作っていきます。引き続き、住宅購入の情報収集のためにサイトに来てくださった方にとって有益な情報を提供してまいりますので、よろしくお願いします。

公開日:2022年12月27日

カーディフ生命「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」に関する座談会

  • 対談者
  • GAIA 株式会社 プライベート・ファイナンシャルプランナー 川杉様
  • カーディフ生命保険株式会社 広報部長 福沢
  • カーディフ損害保険株式会社 スマイルすまい編集部 堀

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